1枚の絵は『魂の断片』。
その断片を1つの空間に収める個展の展示空間は、まさに自分そのものと言える。
展示空間を作る際に意識しているのは、空気感を作り上げるという事。
心地良い空気感ではなく、むしろ息苦しさを感じさせる様な濃密な空間 を意識している。
『絵画鑑賞』と言うよりは、鑑賞者の印象に残る『体験』の場を作り上 げていきたい。
 
ー破壊と創造のベクトルー
 


破壊衝動を多分に含んだ絵画表現。
躍動する命のエネルギーを刻み付けたい。
目に見えないものを画面に浮き上がらせる。
身体ごと画面に飛び込んで、画面の中で暴れ、闘う。
自分の生を証明できればそれでいい。
僕にとって絵はまさに、肉体に刻まれた傷の様な物なのだ。
「破壊」とは、真に美しい世界の「創造」の為にのみ、許され得る行為なのだ。

102点展示[三鷹市芸術文化センター]

 
   
 
ーHuman Dig ~at the island of godsー
 


日本とインドネシアの友好50周年を記念するこの年、
ADO(Asia Development Organization)の招致を受け、
文化交流を目的とした展覧会を開催する為に、インドネシアのバリ島に渡った。
バリに呼ばれ、バリに座り、バリで描いた7ヶ月間。
バリの大自然から、神々から、人々から、多くのエネルギーを受けて制作出来た。
描く事の楽しさに触れた。

25点展示[バリ ネカ美術館]

 
   
 
ー人間発掘ー
 


自由な魂が情熱を燃やしている瞬間こそが、
人間が人間らしく存在している最も美しい姿なんだ。
美術が美しいのではない。 懸命に生きる全ての人間の姿こそが、美しいんだ。
僕は周囲の人達の生きる姿にその事を学んだ。 僕もそういう人間になって行きたい。
自分自身の中から、人間が人間らしく在る姿を掘り起こしたい。

約20点展示 [銀座 galerie SOL]

 
   
 
 
ー ENTRANCE ー
  [ENTRANCE]という単語は、 「入る」という意味の[EN]と、
「異世界への旅」という意味の[TRANCE]から成る。 絵はまさに、
「異世界への入り口」・「内的世界への窓」。 鑑賞者が自身の心の内に入り、
向合うきっかけになる入り口を創りたい。
人間はイマジネーションの世界にいつでも飛んで行けるのだ。

約30点展示 [銀座ギャラリー403]

 
   
 
 
ー reality of CHAOS ー
  カオスをテーマに空間を構成。
絵を整然と配した1階に対し、螺旋階段で降りる地下には所狭しと
壁面を埋める小品群。 空間の対比で人間存在が抱える混沌を表現した展覧会。

約90点展示 [表参道アルスギャラリー]

 
   
 
 
ー balance ー
 

絵と共に、20〜26歳迄の日記の一部を公開。
絵と言葉・自と他・男性性と女性性・善と悪・創造と破壊など、
相反する要素を同時に抱えながらいかにしてbalanceをとって来たか。
暗中模索する自分をさらけ出した、26歳の回顧展。

約80点展示 [三鷹市芸術文化センター]